楽天市場やヤフーショッピング等のモールでは、昨今スマホページへの流入がPCページの流入よりも格段に増えています。増えている理由として、利用者のスマホ端末所有率増加が深く関係しています。
2008年にiPhone3が日本で発売され、その年から年々スマートフォンの普及率は飛躍的に増えていきました。また、スマートフォン(スマホ)の便利さは、個人だけではなくネットショップや通販事業にとっても良い恩恵だったと言えるでしょう。
しかし、スマホの普及率が伸びると同時に、PCページだけの「HP」や「ネットショップ」は淘汰され、スマホ対応がされている「HP」や「ネットショップ」だけが残る形となったのです。
Googleがスマホ化を提唱
2017年頃、Googleは「スマホ化していないHP・サイトはGoogle検索上の掲載順位を下げる・非表示にする」と提唱しました。その煽りを受けて、各社スマホ化を急務として再構築に励みました。
しかし、楽天市場やヤフーショッピングで使われている「楽天GOLD」や「ヤフートリプル」と言ったサーバーエリアに関しては、各モールは店舗まかせだった事もあり、何も改善されていませんでした。(スマホ化は各店舗が自前で行う)
そう言ったモール側のズサンな対応に対し、出店店舗の大多数は「スマホ化(スマホページ)」は既存のRMSスマホページやストアプロスマホページに依存しているのが現状です。(自由度が無く見た目が悪いデザイン・仕組み)
本当であれば、各モールが「サーバーエリアを提供しているのだからスマホ化のサポートもすべき」ですが、仕組みやシステム変更に対して重い腰が上がらなかったのでしょう。
もちろんSPページは既存のRMSやストアプロで行う事も可能ですが、今後を見越した時、GOLDやヤフートリプルが使える状態が理想です。なぜなら、ページ自体のデザインや見た目の華やかさはRMSとGOLD、ストアプロとトリプルでは雲泥の差が出てしまうからです。
弊社では楽天GOLDやヤフートリプルに対して『スマホ化』を推奨しています。
楽天GOLDやヤフートリプルをスマホ化する理由
楽天市場では「楽天GOLD」と言う自由に構築できるサーバーを利用する事ができます。また、ヤフーショッピングも同様に「ヤフートリプル」と言うサーバーを利用できます。
上記2つのサーバーは、自由にカスタマイズ・構築する事が可能ですが、htmlやcss、jsと言ったweb言語の知識がなければ制作・更新が難しいのが現状です。
しかし2018年7月、楽天市場は重い腰をあげました。
7月17日に行われた「楽天カンファレンス」では「GOLDサーバー」の利用に対して「スマホ化(レスポンシブ化)」を義務ずけたのです。(GOLD V2と言うサービスを2019年から開始予定)
楽天側の理由として、Google検索上でスマホ化をしていないサイトやページは「掲載順位を下げる・非表示とする」となっていた事が要因です。
Googleは2015年4月から上記の提唱をしていましたが、2018年7月、3年遅れた形で楽天市場が呑んだのです。(まだ仕様やルールに関しては公開されていません)
今後、ヤフーショッピング側もヤフートリプルに対して「スマホ化」を義務ずけると考えられますが、楽天市場の動向を見てから動くのではないかと弊社は予想しています。
楽天GOLDやヤフートリプルをスマホ化するメリット・デメリット
GOLDサーバーやトリプルサーバーの構築には知識と技術が必要です。しかし「デザイン」や「見栄え」の良さは既存のRMSやストアプロとは比較になりません。
またGoogle検索時のSEO対策としても、実はGOLDやトリプルは有効だと言えるのです。
(あまり知られていませんが、使い方次第ではRMSを超えます)
SEO対策を行う場合、不必要なキーワードが含まれているとGoogle検索時に「力の分散」が発生する為、検索順位が下がる傾向にあります。それはRMSやストアプロで作成されたページのソースを見れば一目瞭然。
それを解決する方法が「GOLD」や「トリプル」の自由なページ作りです。
SEO対策としての「タイトル」「メタディスクリプション」「メタキーワード」が自由に設定出来るため、不必要なキーワードの乱立を防ぐ事が出来ます。
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店舗運営に置いて【柔軟性】と【デザイン性】は欠かせない大きな要素と言えます。
『手間のかかるもの』であるからこそ、利用するサービスは慎重に選ぶべきなのです。
弊社では、そのどちらにも対応したサービスをご提供しています。
上記の『楽天GOLDのテンプレート』を一度見てみるのも良いのではないでしょうか。
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